
鹿鳴館を観てきました
影山伯爵:日下さん。…今気づきました。
影山伯爵の下の名前ってあったんですね

丁度影山伯爵の視線が来る辺りに座っていたので、なんだか
怒られている
ような気がしてきて、ちょっと怖かったです(笑)
あまり動きがない役、座っていたり立っている、あまり四肢の動作がないのに、
言葉だけであれだけの感情が入るのはやはり凄いです!!!
2幕で朝子が階下で暴れるものたちに「殺しなさい」と叫んだ時の慌てようで
やはり朝子を愛しているんだなぁと思ってしまいました。
朝子:野村さん。席が近かったので、表情の一つ一つがよく見えました。
顕子が久雄との出会いを語るところでは、顕子を促すように頷いたり
見つめたり…
本当に優しげで、なんでも話を聞きますよって雰囲気があふれ出ていました。
野村さんではなく、
朝子が確かにそこにいました。
2幕でグラスを落とすところでは、落とすと知っていてもいつもビクってなって
しまう自分がいます(笑)
でもあのグラス落としたあと、その落とした辺りを朝子が歩くのが「あっ」って
思ってしまいます。
こぼしたワイン?をデコルテで拭くことになるのではないか、と。
気にしすぎですね…。
大徳寺婦人:末次さん。お喋り好きのいい婦人って感じです。
お友達になったら面白いんだろうなぁって感じの婦人でした。
他のご婦人達とは違って、本当に朝子が好きで付き合っているようなそんな
雰囲気でした。
2幕最後で朝子が清原に「母子を裏切った」と言った後、
顕子を見つめていた
目を驚いたように朝子に向けたのが印象的でした。
顕子:岡本さん。とても可愛い方ですね(笑)
久雄との出会いを語るところでは、朝子に見つめられ促されるように話しだす顕子。
朝子の目を見つめ、お互い頷きつつ話を進めるさまはとてもいい雰囲気でした。
2幕で久雄が「お母さんも裏切った!」と走り去った後、密かに下手階段上へ
移動する顕子。
そこでやっぱり
密かに躓いて必死になっている姿を観てしまいました…。
とても可愛らしかったです
清原:広瀬さん。貫禄ありすぎです。
さすが日下さん演じる影山の好敵手!!!
立ち居振る舞いも完璧としか言いようがないです…。
珍しく1度言いよどんだりしましたが、それすらも自然。
朝子とお似合いのような…。
久雄:田邊さん。朝子が自分の母だと知ったその瞬間の表情、雰囲気の変化がとても素敵でした!!
その後、朝子を見つめる目の変化など、本当に久雄ーって感じでした。
2幕で顕子に「あなたのお母様のよう」といわれた後の振り返りが何を考えて
いたのだろう、と思えるくらいの間があったのがとても興味深かったです。
天骨:志村さん。私の中で芝さんが天骨として刻み込まれてしまっているようで、ちょっと薄いって感じてしまいます。。。
すいません

はじめに出会っていたら違う印象をうけたのでしょうが…。
最後、清原の後を追って階段を下りるとき、足音が(笑)
それでは周りの方々にも気づかれますよ!!!草乃:中野さん。視線がとても女中って感じでした…。
ってあやふやな記述ですね(汗)
常に1歩下がった雰囲気で、声を掛けられるまで視線を落とし、話を聞くときには
視線を上げ、そしてまた下げる。
その仕種がとても女中らしいと感じました。
坂本さんには一種の高貴さがあったように感じたのですが、中野さんはまさに
女中って感じでした。
やはり鹿鳴館は年配の方が多いですね。
と改めて認識。
でも昨日は物凄く観劇態度が悪かったです。
1幕ではアラームはなる、しかもなりっぱなしで止めようとしない!
その後は携帯が鳴り響く。
これも止めようとしない!!!
乾燥していたので、咳はしかたないとは思いますが、1人咳をし始めると
咳していいんだとばかりに、遠慮もしないで延々と咳をし続ける。
そこまで咽るのであればロビーに出ればいいのに、と冷たく思ってしまいました。
人間できてないですね

2幕始まる前には劇場案内の方がアラーム、携帯は電源を落としてくださいって
言ってましたが、やはり2幕でも携帯は鳴り響き、アラームもなりました…
一体何を知らせるアラームだったのか…
今度はソレが気になってしまいました。
次回から観劇に行く際は、携帯の電源だけは再確認しようと思いました。