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サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ

ジョージ

今日はパルコ劇場で『サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ』-日曜日にジョージと公園で-を観て来た。

急に誘われて行く事になり、前調べでは戸田さんと石丸さんが出てるってことくらいしか知らなかった

さて、ここからはネタバレ?になってしまうので、これから観る方は読まないでくださいね♪
話はここに書いてあるので詳しくは…。
まったくストーリを知らなくても理解できる内容ではあった。

ただ、芸術家を主人公なので、芸術家視点が多々あり、理解しがたい…というか同意することが出来ない場面展開もある。
けれどそれがまたいいと感じた。
スピード感のある舞台…ではないのだけれど、速度もちゃんと感じる。
強弱があるようでいてない、そんな不思議な感じのする舞台。

芸術家であるジョージとその恋人ドット。
ジョージは公園でドットをモデルにデッサンを開始するのだけれど、ジョージがデッサンするたびに「この木は邪魔だな」と言えば木は消えてなくなる。
ヨット」と言えばヨットが湖に浮かび…
芸術家から観る世界を垣間見ることのできる舞台だった。
でも芸術家とは理解しがたいもの、ってことを戸田さん演じるドットは伝えてくれる。
お互い愛し合ってはいるものの、石丸さん演じるジョージは芸術に飲み込まれていく。
描くことに集中し、ドットとの約束も反古にしてしまい、怒ったドットはジョージの子供を宿しながらも他の人と結婚、アメリカへ移住。

ドットに捨てられたジョージはつながらなきゃって言葉を何度もつぶやく。
これはジョージの母が関わりなさい、ジョージ、つながりを持つことよと言っていたから。
それは芸術の世界に飲み込まれていく息子を普通といわれる世界に辛うじてつなぎとめる言葉。

ドットと出会い、その大切さを知るまでは、きっとこの言葉の意味をあまり深く考えていなかったのではなかったのかしら?と感じた。
ドットを失って、取り乱し、上手く思ったように絵が仕上がらない。
それでも絵を仕上げるジョージ。

ドットがアメリカへ行ってから彼は直ぐに他界した。
彼の書いた絵で1幕が幕を閉じる。


2幕になって気づいたことがある。
それは…
背景の違い。
1幕の背景は、彼の描いた絵のように、「点」で描かれていたように思う。
2幕の舞台はジョージの曾孫が生きる時代。
背景も通常?。
曾孫のジョージも曽祖父のジョージと同じように芸術で生きていこうとしていた。

正直、2幕が始まるまでは「これって1幕完結じゃないの? これに続きあるの?」って思った。
ガラッと変わったと感じた(すぐに基本は1幕と同じだと思ったけれど)2幕。
曾孫のジョージ…
面倒だな、ここでは仮にJrとしましょう
Jrが自分の芸術を認めてもらおうと奮闘する。
時には我慢が必要とか、忍耐とか…
そんなこんなに揉まれて、芸術に関するビジョンを失いかける。
ジョージの娘、Jrの祖母が母であるドットのことをJrに伝える。

「ママはきっとあなたを気に入るわ。 そしてあなたもママを好きになる。」
彼女は何かが見えるかのように語り続ける。
この時の戸田さんを観た時、本当にすごい女優さんだなと…。
演じ分けが神がかり的…
役者としても雰囲気はちずさんによく似ていると思った。
役者に対して誰かに似ていると言うことはよくない事かもしれないけれど…。

Jrはフランスへ行ってみる。
そこでママ(ドット)に出会う。
なぜかはわからないけれど、私はここで泣きそうになった。
理由はまったくわからない。
でも明るく、さも嬉しそうにJrに語りかけるドットを見たとき、私は何かを感じた…らしい。

芸術で行き詰っているJrに対してドットはジョージが持っていた芸術を追求する力を与える言葉を投げかける。
ドットは言う
「ここで精一杯生きることよ」
ドットとの会話によって何かを見つけることのできたJr…。
これからの未来を表しているかのような、それでいてJrのこれからの芸術を描くためなのか、真っ白なキャンバス(世界?)に進んで行こうとするJr…。




内容的にはこんな感じだった。
芸術面の濃い舞台だったので、感想を一言で言うのはとても難しい。
「面白い」って一言では言い切れない。

ただ、いいなぁと思う言葉は結構ぽろぽろ出てきていた。
一番心に残ったのは

「大切なのは家族と芸術」

なぜか心に響いた。
それと共に、子供を…って言葉にグサっときた(笑)
未だに結婚できてないしー・・・。


石丸さんの舞台は朗読劇以来かぁ。
ますますスマートになられて(というか、ベストに近いと思われる)、声も張りがあって、四季を退団してよかったんだなぁと心から思えた作品だった。
そしてこの舞台はミュージカルなのだけれど、石丸さんは歌い上げる歌が結構少ない…。
もっと今の石丸さんの歌声が聴きたいなぁと思った。

戸田さんは素晴らしすぎた。
そして思っていた以上にスタイルが…すばらしい・・・羨ましい…。
心から尊敬できる女優さんでした。

その他の方々もしっかり脇を固め、これも芸術目線で描かれているからかもしれないけれど、それぞれにきちんと目が行く場面が用意されている。
誰1人として外れることがない。

よく計算された舞台だと思った。

絶対面白いよ!!!
と言うのはおかしい舞台だけれど、1回は観たらいいなぁと思った舞台でした♪


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テーマ: ミュージカル | ジャンル: 学問・文化・芸術
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