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『アイーダ』公開稽古

『アイーダ』の公開稽古を観てきました

アイーダ1

席は抽選方式で、前から1~3列目がブログ記者とのこと。
私は2列目の下手通路側。
余りにも近すぎて首が痛かった(笑)
アイーダといえば照明なので、個人的には2階席が好き。
なので、こういった角度から観るのはとても新鮮で、いろんな発見があった。

結論:アイーダはどの角度からみてもすばらしい!!!

とこれだけで終わってしまうのはブログ記者としての勤めがなってないので(笑)
出来るだけ完結に短めにを心がけて書きます!!!
(心がけは心がけ、出来るとは…言ってない

アイーダは濱田さん。
アムネリスは由衣さん。
二人とも、まさにそのまま…
濱田さんはアイーダを生き、由衣さんはアムネリスを生きていた…。
アイーダは何回も観たことがあるけれど(ブログには書いていないけれど)、この2人の
舞台を観ていると、自分が魂だけ飛んでその世界にいき、肉体を持たない目で
彼女達の人生を垣間見ているという錯覚さえ覚えそうになる。

今回初めてと言っていいくらい近くでアイーダを観た。
表情、視線、何気ない仕種…
彼女達は舞台の端に居ても、極端な言い方をすれば、舞台から見えなくなったその時でも
それぞれの人生をいき続けているようにさえ感じる。

アイーダ2
アイーダはやはり王女。
奴隷に身を落としても、立ち居振る舞いなどはとても洗礼されていて、
機転も利き、こうと決めたら決断も早い。
ヌビアの収容所でヌビア人を導くと決断したその時のように。
はっとするほどの覚悟を決めた視線の時もあると思えば、ラダメスとヌビアの話をしている時はまるで少女のよう。
「ヌビアの土地ですもの」
ふふんって偉ぶっているアイーダがたまらなく可愛らしい。

アムネリス
アムネリスも初めはタダの身分の高い女性ってだけ。
もちろん愛されてそだったんだろうなぁと思わせる優しさがにじみ出てはいるものの、そこはエジプトのファラオの娘。
誰も逆らうこともなく、孤独を感じる。
アイーダがラダメスから献上されてきたとき、ラダメスのことは知りたいけれど、
初めて会った人、しかも奴隷に気を許すなんて、とでも思ったのか、えらぶるけれど、
口は膨れてそっぽ向いていても、チラ、チラッっとアイーダのことをチラミしたりする。
ファッションショーの時だって、少女のようにはしゃぎ、きっとどのドレスがラダメスの目に
自分をよく映してくれるのだろう?なんてドキドキしながらみているんだろうなぁと思わせる仕種。
由衣さんのアムネリスは本当に可愛いし、心の成長が見て取れてとても切なくなる
この話は冒頭と最後のシーンがリンクしているのも特徴だと思う。
一度幕が閉まり、もう一度上がった時には舞台は現代へ。
墓の前でなんども行き違う現代のラダメスとアイーダ。
その二人に向ける視線が、愛するもの全て失った世界でファラオとして君臨し、
戦争のない時代をたった一時でも守り抜いた気高いファラオ、アムネリスの深い情愛の心が見て取れる。
そしてそれが客席にもジワリと広がり、思わず泣いてる自分に気がついた。
愛するものの居ない世界で、ファラオという重圧に耐え、蹴落されることもせず、しっかりと生き抜いたアムネリスの姿がそこにちゃんとあった。
由衣さんのアムネリスは優しく、かわいく、そして気高く…
「イシスの神の娘」と判決を言い渡すその瞬間、彼女は紛れもなく、歴代最高のファラオになった。
彼女は女性としての憧れの人、理想像だと私は思う。


アイーダラダメス
ラダメスは今日初めてみた渡辺さん。
彼にとっても難しい日(というか開幕面子)だと…。
私が観たことがあるラダメスは福井さんと阿久津さん。
福井さんの将軍は下からも信頼され、自然に皆が付いてきてくれるような将軍。
阿久津さんの将軍は、リーダーシップを発揮し、グイグイ引っ張っていってくれそうな将軍。
渡辺さんは、ゾーザーの息子。
七光りだけで将軍職についてしまった、って感じた。

まだまだ硬さがあり、迷いつつでは右手右足が一緒になっていた…
比べられる相手がいてしまうのが、彼にとってはとてもかわいそうだとは思ったけれど…
兎にも角にも表情が乏しい。
見開いた目だけで全てを表現するのはかなり難しいと思う。
ただでさえ、ラダメスって難しい役なのだから。
軽く演じたら本当にただの軽い尻軽な将軍になってしまう…。
これから彼自信の将軍像が出来上がったらいいなぁと思う。

アイーダヌビア民
ネヘブカ。
ローブのダンスのときの「踊れ、踊れ」がすごく感情がこもっていて、自分がヌビアの人になったとさえ思うほど心が動いた。
それ以前にも、エジプトに着き、アイーダがラダメスに「こいつはダメだ」と引き抜かれた後、
アイーダとネヘブカは目で会話をする。
それは自然な主従関係だった…。
ネヘブカはアイーダをうらんでもいいくらいなのに、最後は自らをアイーダと偽り…
その毅然とした態度を観ていたら、ここでも泣けてしまった。
ファッションショーのダイヤモンドの衣装もステキ♪

メレブは中嶋さん。
有賀さんのメレブが一番見た回数が多いかも。
その次はワイスさんかな。
中嶋さんのメレブはとても久しぶり。
10歳の頃、等話を聞いているとアイーダやラダメスよりも年下のはず。
でも見えない…。
若手を使ってくれてもいいのになぁ、なんて思っちゃいけないんだろうな。

ゾーザーの飯野さんは、ゾーザーだった。
殺気は感じないまでも、その視線の底には殺意や欲望が渦巻いているのだろうなぁと想像させる何かがある。
飯野さんはいるだけで、場面が引き締まる感じがする。
ゾーザー
大臣達。
初めてみる大臣達が多数。
近すぎたから気になるのだろうけれど、殺しすらも簡単に行う大臣達なのに、
動揺するかのような瞬きが多いのがとても気になった。
もっと殺意を感じさせる何かが欲しい…。
セリフを言ってる時、ダンスをしているときだけが芝居ではないと思う。
…って感じてしまうのは、いつも一緒にいるゾーザーがいるからなんだろうけれど

女性アンサンブルさん達は、一つ一つの動きがとても美しかった。
加藤さんの名前があったので、ヘビのポジションを期待していたのだけれど、違った…。
加藤さんのヘビ、すごく好きだったので、そこだけは残念。
河での洗濯のシーンでは、アイーダとラダメスの会話に耳を傾けている女性達。
チラッチラとアイーダとラダメスの動向を、ときに心配そうに、時に注意深く観ている。
それだけでも凄い完成度だなぁと思った。

一つ一つのシーンを上げていけばきりがないほど言いたいことはあるけれど、
そこまで細かく書いたところで、舞台は生もの
毎回違うのが当たり前!!!
見に行って、そのたびに新しい発見をするのがまた楽しみでもある。

ぜひこのアイーダの世界を沢山の人に観ていただきたい。
一緒に舞台上でアイーダやヌビアの人たちの人生を生きたり、ラダメスやアムネリス、大臣達のようにエジプト人として生きたり、
または自分の魂だけ解き放って、その時代を垣間見るのもまたいい…
いろいろな楽しみ方のあるアイーダ、ぜひ自ら体験してみてください!!!
【キャスト】
アイーダ:濱田めぐみ
アムネリス:五東由衣
ラダメス:渡辺正
メレブ:中嶋徹
ゾーザー:飯野おさみ
アモナスロ:川原洋一郎
ファラオ:前田貞一郎
ネヘブカ:松本昌子

男性アンサンブル
川東優希
大森瑞樹
田井啓
品川芳晃
海老沼良和
中村厳
森健太郎
河野駿介

女性アンサンブル
小笠真紀
大石眞由
大村奈央
加藤久美子
小島光葉
須田綾乃
長島祥
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テーマ: 劇団四季 | ジャンル: 学問・文化・芸術
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コメント

楽しみです

ここず~~~っとテンション上がりまくりでして。
めぐさんの映像みてはぞぞぞ~~って鳥肌たって、ご報告読んでさらにアップ!!

ううむ・・・やばいですほんと・・・

通いそうです。久しぶりに四季チケットが壁にぶら下がってるのは・・・そのあらわれでしょうか。

おっと!チケット忘れずに準備しなきゃ!
では、あさって!キレイな照明を観にいきましょう!

2009/10/02 (Fri) 23:27 | ハイタカ #.aaIu3rs | URL | 編集
映像なんかより

>ハイタカさん。
映像なんかより、ずっとすばらしいです。
でも歌い方とかはやはり毎回微妙に違うし、
感情もその都度違う。
まさに今生きていると感じるのがアイーダであり舞台ですよね♪
日曜楽しみにしてます♪

2009/10/02 (Fri) 23:37 | 柴 #e2xIBKiE | URL | 編集
誰もが楽しめる作品ですね。

こんにちは。TB失礼します。

『アイーダ』の登場人物は、いろんな側面を持っているので、
観客は、きっと誰かの「境遇」や「思い」と寄り添う事ができると思います。
そして、その寄り添った人の行動を通して、
自分の明日や、大切な人との未来を考える事ができる。

これ、難しい事を言っているようですが、
それが自然に受け取れてしまう力を『アイーダ』という作品が持っているんですよね。

ほんと、総ての人に観て貰いたい作品です。

だからこそ、上演劇団は、この作品を大切にして欲しいとも、願います。

2009/10/04 (Sun) 01:29 | みかん星人 #2QW/qbDE | URL | 編集
アイーダ、何度観てもいいですよね♪

>みかん星人さん。
アイーダ、今色んな人に勧めてます!
絶対後悔させない自信がある作品ですよね。

曲も、舞台も、衣装も、そして俳優もいい…
(一部まだ到達してない方もいらっしゃいますが)
同じ場所での最長記録を目指してロングランし続けてもらいたいです!!
アイーダは絶対に東京向きの演目だと思います!

2009/10/04 (Sun) 23:46 | 柴 #e2xIBKiE | URL | 編集

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みかん星人が最も魅了されるミュージカル『アイーダ』が、東京で開く。 6年前、大阪

2009/10/04 (Sun) 01:04 | みかん星人の幻覚
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