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大阪松竹座 阿弖流為  2015/10/13 マチネ

久々に遠征した。
本当にお金がなくて(笑)どうしようかと思ったけれど、チケットは先月悩んだ挙句、1席だけ残っていた席を押さえていたので行ってしまえ~と行ってきた。

『阿弖流為』

新橋でもっと通っておけばよかったと心から後悔した舞台。
なので、これは無理してでも行かねば後悔する!!!
って事で新幹線に飛び乗った。

どうせ行くならマチソワして、泊まってマチネ観て帰ってくるか?って考えもよぎったけれど、そんな予算はねん出できなかったので、ならば1日1回公演で、役者さんたちも気兼ねなく全力を出せる日(もちろんマチソワでも全力なんだけれど)に絞ってみた。



初、大阪松竹座。
はい、迷いました。
地下鉄から出て2分なのに、どこにも劇場見当たらないんだもん。
即電話したわ、劇場へ。
丁寧に案内してくださったので、無事に劇場にたどり着けました。
劇場の方、本当にありがとうございました。
大阪松竹座。
とても客席との距離が近い。
そして両花道、上手側の花道が狭い!これで2人並んで通れるの?って思ったりもしたけれど、そんな狭さを微塵も感じさせない方々が出演者でした。。。
心配なんてして、本当にすいません。

七之助さんの立烏帽子。
第一声から!!!!!!!の嵐。
なんですかね、台詞の色というか、もう全然違う。
もちろん新橋の時も素晴らしいし、どちらがいいかと言われたら選べないくらい、どちらの立烏帽子もステキなんだけれど、なんでしょう、もう表現できないレベル。
目も耳も吸い込まれて行ってしまいました。。。
立烏帽子はより阿弖流為に寄り添い、阿弖流為への依存度も増していたように感じたし、
鈴鹿は鈴鹿で、なんなんだ、もうかわいくて可愛くて。
坂上田村麻呂に手がきれいと褒められた後、手を見つめながら小首をかしげるとか、もーさ、自分が女ですいませんって謝りたくなるレベル。
土下座だね。ほんと。
そしてアラハバキ。
別に声色がガラッとかわったわけでもないし、口調も同じくそこまで変化はない。
なのにあの重みはなに?
ぞわっとして鳥肌が立った。
そして最後に阿弖流為に「口ばっかり…」と一瞬微笑む。
アラハバキの中の阿弖流為への思いがその一瞬に凝縮されていたかのような、もの悲しくもある微笑み。
ここだけでも立ち上がって拍手したかったくらい。

坂上田村麻呂の勘九郎さん。
ほんと、本当にかっこいいんですけどーーーーー。
心根がまっすぐで、強くて。
でもちょっとしたことで拗ねちゃったり。
殺陣も早くてキレがあって、感情の変化で目つきがすっと変わる。
「逃がすかよ…」のせりふ回しも新橋とは違って、流すような「逃がすかよ」でさ、もーーーーー、逃げるかよって思ってしまうよね。
どれだけ客席の心を乱せば気が済むのですか、勘九郎さん!!!
鈴鹿の形見を阿弖流為に渡す場面は涙が溢れそうになった。
どんな思いで阿弖流為に渡したのだろうかと。
渡すまで、自らの首に下げて肌身離さずいたのに、と、鈴鹿への思いの深さへ涙した。

染五郎さん。
染五郎さんの阿弖流為は、ぶれなさ加減が素晴らしかった。
台詞の一部が大阪弁になってたり、こまかい変化もあったし、阿弖流為が阿弖流為であるための存在意義っていうかなんていうか。
色々な事に心を砕いて、でもどれもが重要でもあり、どのことにたいすることにも真剣にとらえて動いていることがわかって、鈴鹿や坂上田村麻呂との関係とかも含めて、染五郎さんが中心にいてくれてよかったなと思った。

他の方々も本当に素晴らしくて、新悟さんの阿毛斗は新橋よりも声が透き通っていて、巫女って感じが増していた。
他の方々との関係図も小屋が小さいことによって、新橋では聞こえなかった声が聞こえたりしてより密に感じられて、もの悲しさも増した。
これが人が人を殺す世界「戦」なんだなと。この辺は阿弖流為って舞台とは関係なく、普通にそう思った。

御霊御前の萬次郎さんは、新橋のときよりも若い御霊御前なのかな?と思ってしまった。
何がってわけではないんだけれど。
やはり存在自体がとても神々しく、美しい。。。
立居振舞が美しいのだろうな、こんなお姉様、いたら怖いけれど、一族にはいてくれたら心強いかも!!
いや、怖いか。

彌十郎さんの稀継は、本当に憎らしい。
あれだけいい人ぶっていたのが、最後にはボロボロと時代劇によく出てくるような軽い悪代官に成り下がってしまう。。。
いい人って信じてたのにって裏切り間半端ない。
なのでより憎々しい。
私が坂上田村麻呂贔屓だからだろうけど。

新橋とは演出も台詞とかもかなり変わっていた。
くまこが指輪はめていたのにも驚いた!!!
私だってもらったことないのにーって(笑)
変な効果音や照明も増えていて、場所に合わせたのかな?と。
ちょっと私には過剰に感じられたから、やっぱり私は関東の人間なんだろうなと。
あー、阿弖流為。
本当に観に行ってよかった。
出来れば、というかやってって思いでいっぱいだけれど、また再演していただきた。
新橋で。
半年に1回くらいやってくれても構わない。
一番好きな舞台になった。

役者の皆々様方、スタッフの皆様方、かかわった全ての方々に感謝したい気持ちでいっぱい。
あー、また観たい。
しばらくやってくれないのなら、豪華特捜版とかでもいいからDVDを!!!!
本当にお願いします。。。
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テーマ: 観劇 | ジャンル: 学問・文化・芸術
ベイビーさん 11/10 ソワレ | Home | ワンピース 初日 10月7日

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